個人焦点 -Individual Conduct Exhibition-

2020年から、海外どころか県境を越えるのにも躊躇するような日々が続いています。

その中でこの企画は自分たちの日常、自分の足元にある些細な事に焦点を合わせて、何でもないと思い込んでいたものから遥かな旅に出かけようとする小さくて大きな展覧会の企画です。​

個人焦点 2
Individual
Curious
Exhibition

個人焦点 2nd

2022/5/16(月)〜5/22(日)
rusu 目黒 東京

大山里奈、みきたまき

The view beyond the lost road.

気になるもの、を頼りに歩いて行って道に迷ったその先の光景。

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大山里奈/ Rina Ohyama

rinaohyama.com

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太陽日記 2021(2021年)

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ときの昇華(2022年)

みきたまき/ MIKITAMAKI(DamaDamTal)  

 

www.damadamtal.com​​

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ある種の日記(2022年)

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平熱で見る夢(2022年)

大山里奈・みきたまき

 / Rina Ohyama、MIKITAMAKI​​

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迷った先の光景(2022年)

個人焦点
Individual
Tokyo
Exhibition

個人焦点 1st
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2021/4/7(水)〜4/11(日)
GALLERY 33 SOUTH 高円寺 東京都杉並区

​桑山彰彦、アーサー・ファン、みきたまき

2020年から現在、目に見えないモノによって閉じられた東京。
改めて東京に眼差しを向ける、ごく個人的なフィールドワーク。

Since 2020, the invisible continues to inhabit a subdued Tokyo.  
Through very personal fieldwork, 
these three artists turn their gaze towards the invisible in Tokyo.

桑山彰彦 / Akihikko Kuwayama​​

https://akkuwa.jimdofree.com/

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EASTERN CAPITAL UNDER GROUND IRON ROAD MAP 2021:部分

私の名前は桑山彰彦である。実は生まれた時からこの名前だったわけではない。8歳になる少し前に桑山彰彦になったのである。
理由は曾祖母の家が桑山であり、桑山家が後継なく途絶えるとかの理由で桑山になったのである。

それまでは村谷彰彦だった。

父の転勤により小学2年生に進級するタイミングで2年間住んだ東京の大田区から元々生まれ育った大阪に引っ越すことになったのだが、
老朽化した家を修繕するために工事の間に縁あって兵庫県の川西にしばらく住むことになった。
そして川西の環境に慣れ親しむ前に工事の終わった大阪の家に引っ越すことになる。安心している暇もない。

夏休みに入る3日前くらいに大阪の小学校に転校して「村谷です。よろしくお願いします。」と自己紹介して間も無く夏休みになった。

そして夏休みの間に名字が変わってしまった。そのため夏休みが終わり2学期になった始業式の日に再びクラスの皆の前に立ち
「夏休みの間に名字が変わり桑山になりました。よろしくお願いします。」と自己紹介する羽目になった。
クラスのみんなはポカンとしていたように記憶している。そもそもよく知らない転校生の名字が変わったことで更に不可解なキャラクターになってしまったのだ。

しかしそのうち子供特有の順応力みたいなものにより私は桑山になっていったのだし周りの人たちもそうだったように思う。
そして村谷から桑山に変わった時の新鮮さとか違和感とかも忘れ去っていった。

さて、今あなたの名前が突然変わってもあなた自身の中身が変わるわけではない。しかし固有の名前こそがあなたをあなたとして周りに認識させ知らしめているのであって、
突然名前が変わってしまったとすれば、周りの人間からすれば「□□さん?ああ、この間まで〇〇さんだった人ね。」と言った具合になるのであろう。

それと同じようなことを目論んで作品を作っている。

いつもみんなが街で見慣れている路線図。
その地名駅名路線名を、我が国では中学校から必須科目であり一番馴染みのある英語に翻訳してしまう。

新宿は新宿なのである、しかし英訳するにあたって「新しい宿」という新たな?意味を与え「New Hotel」と名付けてしまうとどうなるか。
音としての機能があった名称が意味を帯びてしまう。

馴染みのある地名、見慣れている路線図に意味を与えられた駅名が並んでしまっている。

自分の立っている場所、知っている場所、知っているつもりだった場所が不安定になってゆく。
今回の展覧会にはアメリカ人であるけど日本に住んで東京に慣れているアーサーさんもいるし。
ご来場の皆さんやアーサーさんには是非私の英訳地図を見ていただき大いに混乱したり不確かな感覚を味わったり、記憶を辿ってみたりして欲しいのである。
 


実は体験型の作品なのです。

Spaghetti Junctions    桑山

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Spaghetti Junctions

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 Drawing of Spaghetti Junctions 2006 TOKYO:部分

アーサー・ファン / Arthur Huang    

 

https://arthurjhuang.work/​​

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統合(2020):部分

作品について。

2013年からは、日々散歩にまつわる記憶を卵の殻、アクリルディスク、発泡スチロール球体に描写し、再現しています。 これらの「散歩記憶」プロジェクトの作品は、インスタレーションや平面作品として発表されます。

2015年からは、電車、地下鉄、バスなどの交通機関を利用して移動しながら、A5サイズの紙にドローイングを描いています。作品は日常生活と無意識な思い出の関係を考察されます。これらの「日々ドローイング」は、私の日常生活の中の「間の瞬間」の抽象的で視覚的な日記です。 

「残り思い出」プロジェクトは、2018年にチラシや封筒、小包など日常生活の何気ないものを組み合わせてスケッチブックにコラージュすることから始まりました。このようなコラージュを作ることは、さまざまな素材を探求しながら抽象芸術を作るもう一つの方法です。「日々ドローイング」のように「残り思い出」は私にとってもう一つの視覚的な日記です。

2019年からは、「日常統合」紙彫刻は、手を使って奇妙で魅力的な新しい形を構築することで、抽象芸術を探求するもう一つの方法となりました。また、「日々ドローイング」や「「残り思い出」コラージュ」コラージュ作品を新たな視点で見ることもできます。


About my work

Since 2013, I have been depicting and recreating the memories of my daily walks on eggshells, acrylic discs, and styrofoam spheres.  
These work from the Memory Walks project are presented as installations and two-dimensional works.

Since 2015, I have been making drawings on A5 size paper while traveling on trains, subways, bus, and other modes of transportation.  
These drawings explore the relationship between everyday life and unconscious memories.  
These “Daily Drawings” are abstract, visual diaries of "in between moments" in my daily life.  

The “Memories’ Remnants" project began in 2018 when I started making collages in sketchbooks by combining ordinary objects from my daily life, 
such as flyers, envelopes, and packages. Making these collages is another way to create abstract art while exploring different materials. 
Like my daily drawings, Memories Remnants is another visual diary for me.

Starting in 2019, the “Everyday Reconfiguration” paper sculptures became another way for me to explore abstract art by using my hands to construct strange and fascinating new forms.  It is another way for me to see my Daily Drawings and Memories Remnant collages in a new light.
 

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2020年散歩記憶 (2021)

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残り思い出/2020年○月の残り思い出の記録 (2021)
2020年○月の日々ドローイング 思い出 (2021)/日々ドローイング 

みきたまき/ MIKITAMAKI(DamaDamTal)  

 

www.damadamtal.com​​

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表参道の屍 / The corpse lives in Omotesando(2021)

生まれてからずっと東京にいます。こんな故郷からはいつだって出られる、そう思い続けて結局ずっと此処にいます。
昨年から本当に何処へも行かれなくなって、初めてわたしは此処が好きなのだと気づきました。そして、
道端のタンポポよりも小さな取るに足らない東京に焦点を合わせて、個人的な展示をしたいと思いたちました。
時期が時期だけにいたる所で“東京”をテーマにした展覧会を開催していて、どうしようかと考えましたが
自分の眼や耳や脚や手を使って、わたしにとっての故郷に小さく応えることは、今やるべきことのように思います。

安心して酔っぱらうのも難しいくらい、何かがどんどん薄まっていく気がしてならない東京が
本来の濃度に近づくよう願って、小さな展示を浅草生まれの酒豪だったおじいちゃんに捧げます。

 

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東京の自由 / Freedom of Tokyo(2021)

個人焦点
Individual
Conduct
Exhibition

主催・キュレーション:みきたまき / 体感展企画室

お問い合わせは 体感展企画室 まで

taikanten.ddt@gmail.com

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